ミニマリストの生活を考えるきっかけになった本の紹介

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私と【ミニマリスト】との出会い

【ミニマリスト】という言葉が
当時からあったかどうかは覚えてないが、

モノを綺麗に片付ける事だけが正義だと思っていた私の
【目から鱗が落ちる】思いをしたキッカケ
は、

この本を読んだ時でした。

この本を読んだ途端
モノを綺麗に片付ける事より、
モノを減らす事に興味が移ってしまいました。

和み
和み

思い起こせば…
小学6年生の時の引っ越しを機に、
『自分の部屋はモノを減らした生活をしたい』と思い、
好きなモノ・必要なモノだけを持つ生活を想像しては、
ワクワクしていました😗

その頃から私の基礎は出来ていたんでしょうね💦

それ以降、ミニマリスト関係の本を読み漁りました。
そんな中でもおススメの本を紹介したいと思います。

この方は何冊も本を出されているし、
私も何冊も読んだけど、
この本だけは、しばらく手元に置いて見返してました。

当時彼女は、京都の屋根裏部屋っぽい所に住んでいて、
必要なモノだけがある部屋で、
その部屋が旅の拠点になっている感じがすごく好きでした😁


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言わずと知れたミニマリストの先駆者。
モノを減らす事の重要性や
モノを手放す時の気持ちの持っていき方などの言語化がとても上手で、
読んでいて頷く事が多いです。

本気でモノを減らしたい人は、絶対読んだ方がいいです👍おススメ。

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最近読んだ【方丈記】に感化された話

学生の時に習ったのかどうかさえ記憶にないですが💦
名前だけは知っている【方丈記】を、
漫画で読める📘と言うので、読んでみました。

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この本は漫画で描かれているけど、
内容や文章は原文に沿っています。

鴨長明
鴨長明

ゆく河の流れは絶えずして、しかも本の水にあらず。

よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまりたるためしなし。

世の中にある人と栖と、又かくのごとし。

方丈記の内容を、
私の言葉でざっくり書きますと…

下鴨神社の禰宜(ねぎ)の次男として生まれた鴨長明だけど、
(なんだかんだで)跡取りになれず、
しかも、5っの災害大火・竜巻・遷都・飢饉・地震)を経験しています。
その経験が、先に書いた

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

という文章に全てが込められています。
『どれだけ積み重ねてきた人や家や町なども、災害にかかれば全てなくなる。
そして、また何事もなかったかのように新しい世界が出来上がる虚しさを感じた』

って事ですね。多分…😅(違ってたらスミマセン💦)

そして鴨長明は晩年、
富も名誉も捨て、人里離れた所にシンプルで小さな住まいを作り、
必要最小限のモノだけを持ち、
1人で生きていく事を選んだのです。

6畳弱一間だったそうです。

今回読んだ本(漫画方丈記 日本最古の災害文学 [ 鴨長明 ])から、
心に響いた文章を紹介したいと思います。

この世はとても生きづらく
富と権力がある者は欲深くなり

誰ともつながりを持たず独立している者は

人に軽んじられる

財産があれば失わぬかと心配し
貧乏ならば恨み心が強い

人にすがれば自由を失い

この身は他人の所有物同然となり

人に尽くし愛情を注げば

その愛に執着が生まれる

世のしきたりに随えば身動きが取れなくなり

随わなければ狂人と見られよう


どんな所に住み

どんなことをすれば

この人生が穏やかで

心を休めることができるのだろう。

出典:漫画方丈記 日本最古の災害文学 [ 鴨長明 ]

第七章 とにかくこの世は生きづらい

必要があれば自分で歩いて行けるし

歩くのが苦しくても

馬だ鞍だ牛だ車だと心を悩ますよりましだ

私は今このひとつの身で

手は召使い

足は乗り物

2っの働きをさせている

歩きたい時に歩くし

苦しい時は休む

自分の体だから使うと言っても酷使させないし

怠けても怒りはしない

それに常に歩き働いている方が体に良い

人を使って苦労させるなどどうしてできようか…

衣食についても同じで

藤の衣でも麻の寝具でも

手に入ったものを使い

野草や木の実でも命をつなぐには十分だ

所詮は山のひとり暮らし

みすぼらしい姿を恥じる必要もない

食料はいつも乏しいから

どんなものでもおいしく感じる

このような暮らしの楽しみを

誰かにすすめているわけではない

ただ私自身の経験で昔と今を比べているだけなのだ

世を逃れ

身を捨ててからは恨みも恐れもなくなった

全てを天運にまかせ

命を惜しまず死も恐れず

この身を浮雲にたとえ

天に幸運を頼まず悪運もいとわず…

もうあとは

うたた寝のように穏やかに死ねたら…

今までに見た美しい風景が心に残れば充分だ

出典:漫画方丈記 日本最古の災害文学 [ 鴨長明 ]

第十章 何のために家を作るか

鴨長明の様な生き方は
現代においては極論過ぎると思うけど、

現代のミニマリスト的思考の原点だと思いました。

鴨長明の部屋は、
寝食のスペース・働く(お経を読む)スペース・趣味(琴や琵琶など音楽)を楽しむスペースがあり、まさに理想の生活をしていたと思います。
(やる気が出ない時は一日中寝て過ごす事もあったようです🤭)

足るを知る
まさしく、こんな生き方を
ちゃんと心の一番底に置いて
生きていきたいな~…と感じた一冊となりました。

そして、京都移住に向けて
捨て活に拍車がかかっています
😁

鴨長明の教えを土台とし、
自分の体と心の健康を支えるモノをきちんと持ちたいな~
思っています。

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私のおススメ【ミニマリスト本】⇩

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